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交通事故相談 Point.4 2ヶ月間痛み等の症状が改善しないときは、転院しましょう

  1. 治療が合わなければ転院を!最低でもセカンドオピニオンを求めましょう
  2. 2ヶ月間程度痛み等の症状が改善しないときは、主治医に現在の症状と治療方針を聞きましょう!
  3. 治療がある程度進んだら、どこまで直るか、どのような症状が残るか、しっかり確認しましょう!
  4. 損害保険会社は、2ヶ月間程度痛み等の症状に変化がないと見ると、治療打ち切りを言ってくることがあります

1. 治療が合わなければ転院を!最低でもセカンドオピニオンを求めましょう!

けがを負っているのは被害者です。

  1. 治療が合っていないと思うとき、
  2. 治療効果が出ていないと思うとき、
  3. 主治医が被害者に耳を傾けてくれないとき、

時間を無駄に過ごすとそれだけ直す機械を失いことにもなりかねません。こういうときは、転院を考えましょう。

転院までは考えなくても、 念のためセカンドオピニオンを求めるということで考えると気が楽になります。

損害保険会社の担当者には、電話で通知をすれば足ります。損害保険会社に許可を取る性格のものではありません。

2.   2ヶ月間程度痛み等の症状が改善しないときは、主治医に現在の症状と治療方針を聞きましょう!

主治医に聞くのは、

  1. 痛みの原因はなにか
  2. 痛みはどの程度まで改善できるのか、その治療方針はどうなっているか

言い換えると

  1. そもそも診断(見立て)が正しいか
  2. 診断が正しいとして、治療法が合っているか
  3. 治療法が合っているとして、このまま続けて、どこまで改善するのか

ということを確認することです。

このとき、主治医が「今の痛みと付き合うしかない」と言うときは、別の医療機関の専門の医師に診てもらうことを考えましょう。

この段階では、現在の病院が大病院であろうが、専門の医師となっていようがそのことは一旦置いといて、まっさらで考えましょう。

「今の症状を治したい」というご自身の気持ちを一番大事にして、部位やある病気に特化した専門医の中の専門医を捜すことです。

知識と経験(症例)の豊富な医師にかかると、全く別の診断がなされ、適切な治療法を示されることがあります。それから十分な治療が間に合うかどうかはそれぞれでしょうが、正しい診断がなされるだけでも、被害者に取っては救われるものです。

 失敗事例

最初の病院で温熱療法等していたが、膝の痛みがずっと取れず、半年後に転院して、そこで膝の前十字靱帯損傷と診断された。初診の病院での画像がないため、後遺障害14級しか認められなかった。

 何とかカバーした事例

上と類似の事案で、転院して膝の後十字靱帯断裂と診断されたが、手術するにはとうに時期を逸していた。症状固定後に、更に別の医療期間でXPストレステストを実施してもらい、かろうじて12級の等級認定を受けた。ただ膝の痛みの改善は思わしくない。

3. 治療がある程度進んだら、どこまで直るか、どのような症状が残るか、しっかり確認しましょう !

痛みや手足の動きがある程度改善しているとしても、事故から3ヶ月程度過ぎたら、主治医にしっかり確認しましょう。確認するポイントは、

  1. 現在の症状を確認
  2. どこまで症状が改善するのか
  3. 障害が残るとすれば、どのような障害か、仕事や日常生活でどのような支障があるか
    特に将来、妊娠の可能性のある女性の方は、腰や股関節、膝等の後遺症により、妊娠や出産、子育てにおいてどのような支障があるか、詳しくお聞きになることをおすすめします。
  4. 改善の目標までの治療方針はどうなっているか

等です。

 何とかカバーした事例

バイクに乗った人が肩から落下して負傷した事案で、入院後ベンドで2ヶ月寝ていて肩を使わなかったので気づかなかったが、動き出してから肩の腱板断裂が発見された例があります。この時損害保険会社は交通事故の関係を否定してこの分の支払を渋りましたが、主治医が損害保険会社側の顧問医師と話し合ってやっと因果関係が認められました。その後、手術によってある程度機能を回復することができました。

4. 損害保険会社は、2ヶ月間程度痛み等の症状に変化がないと見ると、治療打ち切りを言ってくることがあります。

損害保険会社は、3ヶ月単位で、治療費の支払いを続けるかどうか検討するようです。医療機関から送られてくる書類 (診断書と診療報酬明細書)を見ながら、短い場合は2ヶ月程度で痛み等の症状に変化がないとき治療の打ち切りを持ちかけて来ることがあります。

被害者も治療を医師に頼り切るのではなく、自ら痛みや手足の動き等についてつかむように心がけましょう。そして、損害保険会社からの治療打ち切りの打診に対して、医師と話をして、ご自身の症状とその治療のために「こうしたい」という自分なりの考えをしっかり持つ事が大切です。