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ちょっと特異な交通事故相談5 同意書が送られてきたが?一件書類の写しとは?

  1. 同意書が送られてきたら
  2. 不要な情報をとるための文言は抹消しましょう!
  3. 一件書類とは–一件書類の写し の請求は?

1.  同意書  が送られてきたら

加害者側の損害保険会社が、被害者に関する情報を医療機関から得ることに、被害者が同意する文書のことです。

被害者が一時的に医療機関の窓口で負担する治療費を、加害者側の損害保険会社に毎月請求して、それをその都度精算していたのでは、被害者感情もよろしくない。そこで、医療機関から直接損害保険会社に被害者の診療報酬明細と診断書を送り、これに基づいて損害保険会社が医療機関に支払うという便宜を取っています。このとき、被害者の診療明細という個人情報を得るので、まずここで同意書がないといけないという事になります。限定した個人情報と言うことで言えば、診療報酬明細と診断書です。

2.  不要な情報をとるための文言は抹消しましょう!

主治医は医師としての判断で、交通事故の因果関係を認めて治療し、請求しているのですから、この治療費の支払いという段階では、診療報酬明細書と診断書に書かれた以外の被害者の既往症等の情報を損害保険会社が得る必要ないはずです。

なお、後遺障害認定申請に対する調査の場合は、調査事務所からこれに適する同意書を別個に求めてきます。

いくつかの損害保険会社の同意書は、直接治療に関わるのみに限って、同意を求める文面になっています。

しかし、いまだに、既往症についても、又取得先が消防局(救急搬送を念頭か)まであり、オールマイテイー何でも対応型の同意書にしている会社・共済もあります。

治療費の精算という行為に関係ない内容になっていたら、不要な文字を二重線で消して、訂正印を押して、出しましょう。迷われたら当事務所にご相談下さい。

賠償は加害者がすべきで、対応する相手は加害者であるから、損害保険会社からの同意書に応じる必要はないとの考えもないことはありませんが、治療に専念して、できるだけ後遺障害のないように治療することをおすすめします。そのために損害保険会社との事務手続ではスムーズに進める方が無難です。

どこを削ったらいいか分からないという時は、交通事故の専門家に相談しましょう。

3.  一件書類とは — 一件書類の写し  の請求は?

ある案件ついての全ての書類という事ですが、ここでは、加害者側損保が被害者に関わった交通事故について入手した全ての書類という事です。この中には、交通安全センター発行の事故証明書、事故当初に書かれた経過診断書、医療機関から送付された毎月の診療報酬明細書と診断書等が含まれます。被害者の方が、ご自分で契約されている傷害保険に対して保険金の給付を請求される時に、「(加害者側損保から))一件書類の写しをとって下さい。」とご自分の契約会社から求められたこともあるでしょう。

書類をとれるのは、一般的には被害者が同意書を出してから医療機関から提供された書類です。あくまで被害者に関する情報を被害書の了解の元に取得できたものです。書類という紙は損害保険会社の所有物ですが、この個人情報は被害者に属します。写しを請求するのは被害書の当然の権利です。損害保険会社に「一件書類の写し」を請求すると1週間もしないうちに届きます。ときたま頭の古い損害保険会社の担当者で、この写しの提供を渋る人がいます。本来であれば被害者が自分の情報を知るのに理由は入りませんが、理由は「損害賠償請求に必要なため」と言えば十分です。応じない担当がいたら、「本社のクレーム係りに連絡しますよ」と言って下さい。

「一件書類の写し」を取りたいが、損保への話し方が分からない、損保が送ってこないという時は、交通事故の専門家に相談しましょう。